夏を告げる野花

「梅雨明け宣言」が出ないまま突入した今年の「夏休み」。
今日の伊豆高原も雨こそ降っていませんが空はどんよりと曇っています。
湿度が高く半袖の上衣からでた腕をひたひたと湿気が包みます。
それでも南風は気持ち良く木立を渡り、緑の木々は蝉たちの鳴き声に呼応してスイングしているように見えるのは私だけでしょうか?
曇りの日は、日傘もバイザーもなしで散歩できるというメリットを活かして城ヶ崎海岸駅の周辺を散策してきました。
写真の橙色の花は「野カンゾウ」伊豆高原の夏を告げる花です。
洋名は「デイリリー」。そう、花は一日花なのです。
パッと咲いてパッと散り、次々花芽を付けてこの季節の野山を可憐に彩ります。
昨日咲いていなかった野カンゾウが咲き、昨日は鳴いていなかった蝉の声が聞こえて夏がはじまります。
締め切っていた別荘の雨戸を清々と開けたら、テラスに日よけを設えて、からからとガラスのタブレットを鳴らしてアイスコーヒーを飲みましょう。
心も体もすっかり夏モード。今年の夏はどんな出来事あるかしらん。
どんな思い出できるかな。
でも不思議ですよね。蝉にしても野カンゾウにしても何で夏のモノって儚いのでしょうか。

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