網の補修



刺し網漁で海から引き揚げた網は、整えて竿に掛けて乾かします。

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網は、岩に引っかかって破けたり、かかった海老や魚を傷つけないように外すため切ったり、実は穴だらけです。それを補修する様子をご紹介します。



補修には網針を使います。

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この網針は川奈の山から切り出したウツギの木で作りました。

ウツギを四つ割りし二年ほど日陰干し、木の歪みが収まってから、網針の形に整えます。

伊東で手に入りやすい竹、オオバキ、みかんの木、杉の木も網針の材料になります。



台に糸コマをセットし、手で網針に糸を巻いていきます。

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この台のおかげで糸が絡みません。ちなみにこの台は手作り。



いつでも修理に取り掛かれるよう、網針は常に用意してあります。

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「十二」、「十」、「八」、「六」というのは糸の番号。数字が大きいほど糸は太くなります。



補修に糸切りバサミも欠かせません。

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ハサミを首にかける紐も、作業しやすい長さで丈夫に仕上げあります。



網針の入れ物も手作り。

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網針で破れた網をコツコツ直していきます。

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赤い網は、色が鮮明なので破れた箇所を見つけやすいという利点があります。

網が暗い色だったら、修理にはもっと時間がかかるでしょう。

ちなみに漁をするのは闇夜、海の中に光は届かないため、赤い色は海中では黒色になります。



補修した箇所がわかりやすいよう下に白い板を置いてみました。

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たくさんの結び目がありますが、これが直したところです。

この結び方は「蛙又(かえるまた)」と言います。

このあたりの漁師が網の補修で昔からやっている結び方ですが、群馬県の富岡製糸場や、岐阜県の白川郷を旅したとき、蛙又結びを見かけ驚きました。多くの場面で役立っているのですね。



補修を終えた網です。

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出漁と同じくらい網の補修は大切で、万全の準備があってこそたくさんの水揚げにつながります。



網と同くらい補修の道具も大切にして、今日も大漁を目指します。


by N.H



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