静岡市にある石橋うなぎ店さんにお邪魔しました。
JR静岡駅からは車で10分程度にある、一本焼うなぎ定食のお店です。
お店は老舗の様な貫録があり、店内には囲炉裏があり、
かなり趣きがあり良い雰囲気です。
ここのうなぎは、他店ではなかなかお目に掛かれそうに無いうなぎ料理。
ほぼ皆さんが定食を注文される様です。
というか、席に着くと自動的に定食が運ばれてくる感じです。
うなぎを開き、頭ごと香ばしく焼き上げ、
真っ黒なタレを付け、揚げた背骨を飾りに携えた、
他所のお店ではちょっと見られない様な焼きうなぎ。
ちょっとグロテスクが入った姿でしょうか。
しかし、そのお味はというと、うなぎの香ばしさに加え、
甘いタレの香りで食欲は全開。
たまらずに一口頬張ると、タレとうなぎの旨みが絡み合い、
こってりとして、これが美味しい。
タレの味付けはもちろんのこと、身の厚みも充分ですよ!
うなぎって何でこんなに美味しいんでしょうね。
特に皮の部分は香ばしく、より脂が乗ってて最高!
もちろんご飯にも合いますよ。
最後に薄味の肝吸いまで食べ終えて、一瞬で完食です。
伊豆、特に三島あたりで食べるうなぎとは一味違い、
ワイルドで美味しいうなぎでした。
水越
石橋うなぎ店
住所:静岡市駿河区西中原1-6-13
電話:054-286-0429
東伊豆町稲取にある「かっぱ食堂」へ行ってきました。
「肉チャーハン」の元祖と呼ばれている食堂です。
一般的に肉チャーハンというと、チャーハンに肉が入ったものを指すと思いますが、
この稲取の肉チャーハンは全て「あんかけ」になっています。
ほかほかの白米の上に、卵だけ乗ったのシンプルチャーハンに、
肉を始めに色々な野菜を炒めた「餡」が乗っているのが、この稲取の肉チャーハン。
とはいえ、かなり昔に一度入ったきりで、実は久々の立ち寄りです。
お昼の時間より少し早めに行ったのですが、お店はすでに満席。
しばらく待ってからの入店になりました。
既にお腹が空いていたので、早速定番の肉チャーハンを注文!
肉チャーハンが目の前に。
そうそう、これこれ。
久しぶりにご対面したワケですが、
運ばれてきたのは正しく肉チャーハンに間違いありません。
お肉がゴロっと入っていて、ボリューム満点。
ご飯の量もこれは大盛りなんじゃないか?と思うくらいにてんこ盛りです。
味は卵チャーハンとあんかけの野菜や肉との歯ごたえの差が良いです。
あんかけ部分はそれなりに濃いめの味付けになっていますが、
卵チャーハンと混ざることで絶妙なバランス。
この卵の甘さも食べやすさになっているのかな。
最初の量を見て、全部食べきれるのかな?と思いながらも、
いざ食べ始めてみると、あっという間に完食です。
少し待ったという事も有りますが、一気に食べてしまいました。
ちなみに、このかっぱ食堂が肉チャーハンの元祖と言われておりますが、
のれん分けをしたり、稲取内外に広がっていった肉チャーハンを出しているお店が、
東伊豆町を中心に数件あります。
それぞれのお店によってもこだわりがあり、入っている具が違ったり、
出汁が中華や和風という違いもあります。
街中にあるのでちょっと立ち寄るというわけにはいかないと思いますが、
一度は食べてみる価値があると思います。
餡とチャーハンの絶妙なコンビネーションで、きっとヤミツキになりますよ!
是非食べ歩きをしてみてはいかがでしょうか。
大内
かっぱ食堂
住所:賀茂郡東伊豆町稲取400-4
電話:0557-95-2092
3月3日はひなまつりということで、伊東の街中をひなまつり一色にする、
「雛の祭典 伊東MAGARI雛」が伊東市で開催されています。
いや、開催期間は3月3日の16時までということなので、
正確には開催されていました、ですかね。
それぞれの会場で飾り方に工夫を凝らし、趣向をこらした展示になっています。
中でも見どころは、メイン会場でもある佛現寺。
118段の階段を雛壇に見立てて、雛人形をまがり雛として並べられていました。
まがり雛とは「魔を狩る」という意味だそうで、
訪れた方々に幸運がありますように、という願いが込められています。
私が訪れたのは、3月2日の昼過ぎだったのですが、
多くの見物客の方々が記念撮影をしている状況で、結構な混み具合。
ただ、その雛人形の数は圧巻です。
三人官女、一体全体何人おんねん!?
この佛現寺は、私が通っていた小学校の近く。
もちろんこのあたりも、下校時の遊び場の様なものでした。
約30年の時を経て、この様な催しが開催され、
多くの見物客が来る様になるとは感慨深いです。
しかし、これだけの数を毎日飾ったり片付けたりと、大変な労力だと思いますよ。
急に天気が悪くなったら、ささっと片付けないといけないですし。
裏方さんは大変だー。
この桃の節句が終わると、春はもうすぐそこまで来ている様に感じます。
ということは、子どもの日用の兜もそろそろ出さないと!
まごまごしていると、どんどん季節が過ぎていく。
m.suzuki
去年オープンした観光スポット「伊豆高原わんこの森」さんへ遊びに行ってきました。
よくある「わんこもOK」という施設では無く、
「わんこが主役」といった体の施設。
ドッグランでわんことたくさん走り回っても良し、
クラフト体験でオリジナルの陶芸やサンキャッチャーをっても良し、
カフェでランチを楽しんだりと、ある意味、全天候型の施設となっています。
今回は家族で、主に陶芸に挑戦してみました。
夫と娘はワンシーサー作りを、私はてびねり陶芸作りを選択します。
流れとしては、まずタブレット端末で解説ビデオを見て、
素材となる粘土の塊を2つに分けて、陶器は2つ作成出来ます。
1つはこたろう用の水飲み用の器を作成し、これに彼自身の足形をつけます。
きょとんとした顔をしてます。
これに装飾を施して、水飲み用の器は完成なので、
更にご飯用の器を作成に取り掛かります。
器の底に、早食い防止用のトラップを設置。
食べにくくて、若干かわいそうな気もします。
一方、ワンシーサー班はというと、夫の作品がこちら。
雰囲気が出ています。
そして娘の作品がこちら。
穏やかな顔をしてらっしゃる。
こうやって見ると、やはり性格って出ますね。
同じ体で作っても、作品にかなり差が出ます。
ちなみに、このシーサーの焼き上がりは2、3時間程度。
焼き上がった完成品はこちら。
それぞれと比較してみますが、似てますでしょうか。
ちなみに、陶器の方の完成は90日後だそうです。
かなり本格派の様です。
陶芸の完成作品は3か月後くらいしたら、
また当ブログにてご報告させていただきます。
アートにはパワーが必要です。
作品を作り終えるとお腹が空きました。
ここで、カフェでランチとしましょう。
メニューは少なめですが、本格的なイタリアンの生パスタとピッツァが楽しめます。
「素材から仕入れて仕込んで調理する」という、丁寧なカフェの様です。
空腹だったので、撮影する前に食べてしまいましたが、こちらがハムペッパーピザ。
粉から仕込むピザというだけあって、かなり美味。
生パスタも負けていません。
茄子がたっぷりと入った、茄子とトマトのパスタにきのこのくるみソースパスタです。
親しみやすく、ホッとする優しいお味でした。
食後にはコーヒーも付きますよ。
ここまで食べて気づいたのですが、実はスムージーが人気の様で、
私たち以外のお客さんはほとんど注文していた様でした。
今度行ったときのお楽しみとしましょう。
クラフト体験をすると、ドッグラン施設は無料になります。
もちろん、ドッグランのみの利用も可能です。
草原ランと雑林ラン2か所ありますが、草原ランは拡張中の様で、今現在は工事中です。
ちなみに場所は県道111号線沿い。
何気にわんわんわんですね。
児島
伊豆高原わんこの森
住所:伊東市池675-62
電話:0120-296-143
料金:ワンシーサー 3780円、てびねり陶芸 3780円(2つ)
延~び延びになっていた大室山の山焼きが、無事に開催されました。
大室山を山焼きをする理由は、害虫駆除だったり、新芽の発芽を促すため。
この灰が新芽にとって良い肥料になるんですって。
もう700年も前から執り行っている、伝統あるイベントです。
しかし、今年はちと変則的なのかな?
頂上付近の所謂「お鉢」と呼ばれる部分は9時半からの着火。
麓からの着火は12時からとなりました。
ということで、9時半前にさくらの里に行くと、あまり人もおらず長閑な雰囲気。
本当に山焼きやるのかなぁ?と思ってしまうほど。
程無くすると空砲の花火が鳴り、頂上付近からモクモクと煙が見え始めます。
逆光なので若干見づらいですが、山頂付近は確実に燃えているご様子。
山焼きやってました(^^;
耳を澄ますと、火が燃えるパチパチという音が山頂から聞こえてきます。
ここまで見て、麓からの着火は12時からなので一旦会社へ引き上げます。
そして後半戦。
大室山付近は見物客を乗せた車で大渋滞。
普段は10分もかからないのに、会社からさくらの里までの道のりが遠いです。
上空には報道でしょうか、ヘリコプターが数機飛び回っています。
到着するや否や定刻の12時になり、空砲の花火が鳴り響き、麓からの着火になります。
想像以上に炎の回りは早く、あっという間に辺りは炎の熱気で熱くなり、
とてもじゃないけど近寄れないほど。
おぉう!熱いっす!
更に草木が燃える煙で目が開けてられなくなり、
燃えた灰がハラハラと宙を舞います。
知らない人が見たら、山火事か!?
と思ってしまうほどの迫力。
あっという間に炎は山頂まで駆け上がります。
約30分ほどで、こんがりと焼き上がった大室山。
真っ黒になっておりますが、今年はなんだか虎刈りならぬ、虎焼けの様。
ところどころ焼け残りがありませんか(^^;
麓をぐるっと歩いてみると、焼け跡が生々しく残っています。
が、焼け残っちゃってますね。
これでまた、綺麗な大室山を拝めますね。
大室山はパワースポットですので、何かをお願いするなら今かもしれませんよ。
伊東市民は大室山の山焼きを見ると、どこか春を感じます。
m.suzuki
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