静岡市の駿河区西平松から清水区駒越までの久能海岸沿いは、
日本平の南斜面で石垣を利用して栽培されている「石垣いちご」が有名で、
いわば100年続く伝統のいちご狩りの聖地。
界隈には、いちご狩りが楽しめるお店が40軒ほど連なっています。
その楽しいいちご狩りですが「何粒食べたら元が取れるのか?」という、
人類永遠の謎といったら大袈裟でしょうか、その謎が常に付きまとい、
素直に楽しめない私たち人類がいます。
しかし、答えは簡単に導かれました。
お店の人曰く、概ね「1人30粒」程度だそうです。
摘んだばかりのいちごを、もう無言で次から次へと口の中に放り込んでいきます。
いちごに限らず、美味しいものを食べてるときは、我々人類は必ず無言になります。
甘栗や、殻つきのカニを剥いているときが良い例ですね。
今回お邪魔したお店は、駐車場に車を停めて受付を済ませた後、
専用のマイクロバスでいちごハウスの方へ連れて行ってもらうのですが、
到着したのは普通の民家の様相。
その民家の裏に、いちごハウスがどーんと存在します。
さすがはいちご狩りの聖地「久能山」といったところでしょうか。
今年は暖かい日がずっと続いたせいか、
いちごの粒が例年に比べ若干小さいとのこと。
おみやげのいちごも例年よりも小粒の様です。
そんな中、結局いちご45粒を完食。
充分元は取れたでしょう。
まぁ、例年よりも小粒だったということで。
その帰り道、清水港市場に寄ります。
清水港は、静岡県内では焼津港あたりに比べると小規模な港ですが、
神戸港、長崎港と共に「日本三大美港」に指定されるなど、
富士山を仰いで三保の松原に囲まれた美しい港。
外国人の船乗りの方にもかなり人気の様です。
三保の松原は、富士山と共に世界文化遺産にも指定されましたしね。
(今回写真はありません。すみません)
また、清水港は駿河湾フェリーで伊豆市の土肥と結ばれており、
伊豆半島からのアクセスも良い港です。
折角なので、この清水港市場で獲れたて新鮮な魚料理を食べることにします。
いちごでお腹を膨らませた後ですが、ご飯は別腹ってヤツです。
「冬場はカロリーを体内に蓄積した方が良い」と自分に言い聞かせ、
迷わず大漁10種盛り定食を注文。
マグロの水揚げ量が日本一を誇る清水港だから出せる料理といった感じです。
大トロ、中トロ、頭肉、ほほ肉、赤身、びんちょう、ネギトロ、
サーモンネギトロ、びんちょうネギトロ、海鮮宝石箱の全10種が贅沢入り。
もう圧巻です。
仲卸人が、その確かな目で選んだ、新鮮で美味しい魚介類や海産物を、
もっと気軽に食べてほしいという願いが込められているため
安価で直接提供しているとのこと。
その熱意に負けこちらも完食。
美味しくいただきました。
他にもここでは、太刀魚も購入。
こちらは夕食用になりました。
伊豆からだったら、車で1時間半から2時間ほどで行ける静岡市清水区。
世界文化遺産にも指定された良い景色にも恵まれ、
獲れたて新鮮な、いちごや魚介類が美味しく味わえ、
我々人類が充分楽しめる素晴らしいところです。
児島
今日と明日の2日間「めちゃくちゃ」をスローガンにした、
「第22回伊東温泉めちゃくちゃ市」が、松川藤の広場にて開催されています。
え?何がめちゃくちゃだって?
めちゃくちゃ大きな干物がオークションにかけられたり、
めちゃくちゃ速い干物開き大会が開かれたり、
伊豆の豊かな海産物や農産物がめちゃくちゃな値段で提供されていたりと、
それは良い意味での、めちゃくちゃっぷり。
だってほら、めちゃくちゃ大きな干物なんて私の手と比較してもこの大きさ。
私の手だって、一般的な成人男子のサイズと比べたら、
結構大きい方だと言われているんですよ?
このめちゃくちゃ市、その認知度も年々上がっている様で、
それに連れて規模がだんだん大きくなり、伊東市の企業や団体を始め、
その他近隣の市町や、遠くは長野県や福島県の方々の出展も多くなりました。
上から、めぼう(いかの口)、ぶんたん、生わさび、鮎の塩焼き、イカスミ塩焼きそば。
どれもこれも、伊豆各地からやってきた特産品です。
これらが一同に会する機会もなかなか珍しいのではないのでしょうか。
その中でも、サバの干物(みりん干しかな?)が無料で焼き放題だったり、
熱々のつみれ汁やおしるこが無料で振舞われたり、
お酒の試飲まで出来ちゃうあたりが、このイベント人気の秘密でしょうか。
特にサバの干物の焼き放題には、多くの人だかりが出来ていました。
地元民はもとより、観光客の皆さまにも伊豆を身近に感じられ、
真冬の寒さを吹き飛ばす様な、ホットに楽しめるイベントです。
駐車場は最寄りの伊東市営駐車場を利用するのが便利ですが、
すぐに満車になってしまうので、道の駅「マリンタウン」の無料駐車場に停め、
そこから出ている東海バスの送迎バスに乗って来場するのも良いですね。
マリンタウンからの所要時間は10分ほどですし。
開催は明日(1月24日)まで。
天気予報によると寒くなる様ですが、
伊豆の熱気や底力を感じるイベントですので、ぜひお越しください。
m.suzuki
第22回伊東温泉めちゃくちゃ市
開催日時:1月23日(9時~16時)、1月24日(9時~15時)
開催場所:松川藤の広場(伊東市渚町1)
暦の上では最も寒いとされている「大寒」を迎え、
寒さが厳しくなってきました。
そんな寒さの中、健気に咲いている桜があります。
城ヶ崎海岸にある「伊豆四季の花公園」内の寒桜がそれにあたります。
今年の河津桜まつりは、2月10日から3月10までの期間ですが、
この「城ヶ崎桜と菜の花まつり」は、河津桜とは品種が違うとはいえ、
1月中旬より既に見ごろを迎えており、多くのお客様の目を楽しませています。
これを撮影したのは、大寒だった1月21日だったのですが、
日中は陽が出て暖かく、抜ける様な青空が広がり、ポカポカ陽気に誘われた、
たくさんのメジロたちが桜の木を飛び回っています。
園内を少し進むと、菜の花も色鮮やかに咲いていて、眼下に広がる相模湾、
ひいては伊豆大島が広がり、最高の眺望。
菜の花と桜が同時期に見られますが、両方の見ごろが交わる期間は短く、
その貴重なコントラストが楽しめます。
その他にも園内は、梅やれんげなど色とりどりの花が咲き乱れ、
大寒ということを忘れ、一足先に春を感じられました。
河津桜まつりが始まるまで、あと20日ほどありますし、
城ヶ崎で一足先に春を感じに来てみてはいかがでしょう。
また、この「城ヶ崎桜と菜の花まつり」の期間中(1月16日~2月14日)、
入園者の方には香りの入浴剤のプレゼントや桜茶サービスがありますよ。
m.suzuki
伊豆四季の花公園
住所:伊東市富戸841-1
電話:0557-51-1128
「ポストカードといろいろな箱展」が、ギャラリーZEROさんで開催されています。
このイベント、様々な作家さんが作った、おしゃれなポストカードや箱が、
所狭しと展示されている、ちょっと楽しげなイベントですよ。
中に入ると、思わず「うわ~」と声を上げてしまうほど、
色とりどりで個性的な作品がズラリと並んでいます。
まずはポストカードを見てみましょう。
作家さんによって作風が全然違うところもおもしろいところ。
ポップなものからシックなものまで、こだわりがビシビシと伝わってきます。
更にこちらが箱。
どれもすごく繊細に作られています。
個人的にはバターケースが気に入りました\(^o^)/
これがそのバターケース。
スクウェアなウッドボディがシャープかつスタイリッシュ。
陶器で出来た箱もありました。
箱というか器でしょうか。
持つとズッシリとしていて高級感もあります。
ポストカードも、額を施して彩りを加えると、
1つの立派なオブジェになるんですねぇ。
展示は1月31日まで。
期間中、作家さんが在廊していることもあるかもしれませんよ。
ご利用はお早めに。
m.suzuki
伊豆高原ギャラリーZERO ポストカードといろいろな箱展
平成28年1月21日(木)~平成28年1月31日(日)
定休日...火・水曜日
住所:伊東市八幡野1283-92
電話:0557-54-0117
創業は明治40年。
深川不動尊の参道に店を構える深川伊勢屋さんの焼団子。
地元の人から愛される丸く大きな名物団子。
コシがあるのに歯切れの良い、そんなお団子です。
ほら、考えただけで、なんだか食べたくなってきたでしょ。
先日課長が東京出張へ行った際に買ってきてくれましたよ。
出来たてホヤホヤの熱々も良いけど、時間が経って冷えたお団子も美味しい。
冷えているのにあまり硬くならず、弾力がまだまだあります。
種類は、みたらし、ずんだ、こしあんの3種類。
重さは1本約92g。
直径約2.5cmの球体が4つ。
どれもこれもめちゃくちゃ美味しいです。
あとは、きんつばと豆大福。
どちらも絶妙な塩加減で、小豆の味を引き立てています。
職人の業ってヤツです。
やはり和菓子って良いですね。
日本人のソウルフードだと思います。
m.suzuki
最近のコメント