もう2週間くらい前になるでしょうか。
私用で伊東警察署へ行きました。
別にお縄ちょうだいされたワケでも、自首したワケでもございません。
単に車庫証明書を取りに行っただけです。
期待に沿えなくてすみません(^^;
その伊東警察署の目の前に、伊東市文化財管理センターがあり、
里帰りした井戸川遺跡の出土資料を見せてくれると聞き、
結構時間があったので覗いてきました。
入場無料だし。
で、一体何が里帰りなのか、と説明しますと、
30年以上前、玖須美保育園を建設する際に出土したこれらの物は、
これまで県が保管・管理していたらしいのですが、
この10月にめでたく伊東市に帰ってきたんですって。
その量は、軽くダンボール箱200箱以上になるんだとか。
スゴイ量ですねぇ。
施設の中に入ると、貴重な出土資料がズラッと並んでいました。
一応市職員の方が常駐していて、一通りの説明を軽くしてくれます。
縄文土器の縄文にも流行があって、地域地域によってその文様が似てるんだとか。
中には東北地方で出土された土器と文様が似ているものがあるんですって。
車や電車、インターネットも無い時代、
東北地方に住んでる縄文人とどーやって交流してたんでしょうか。
やっぱ徒歩ですかね?
それとも他の移動手段...?
こうやって土器の形や文様を調べてみると、
いろいろな地域の土器が集まっていたことがわかるんだそうですよ。
そしてこのフロアの一番奥に土偶が鎮座しています。
ですが、結構破損していて、最早頭部しかありません。
しかも眉や鼻も表現されてますが、完全ではありません。
素人目から見て、これが道端に落ちてても、土偶だとは気付かないと思います。
大きさも直径10㌢ほどで、さほど迫力はありませんし(^^;
縄文時代から弥生時代にかけての石器も、綺麗な状態で展示されていました。
古代人は、これらを一体何に使っていたのでしょうか。
やっぱし料理?
これは「猿神像」として展示してありましたが、猿を神として崇めていたならば、
インド神話のハヌマーンの影響を受けているんでしょうか?
そんな風に自分なりの説を唱えて考えるのも、考古学を楽しむ醍醐味なのかも。
そして時代は一気にワープして、戦時中の物も展示してありました。
縄文、弥生、平安と来て、ここで急に昭和にワープ。
若干面喰いました。
が、逆にこの時代まで、この辺りでは特に何も無かったってことなのかもしれません。
確かに、平安時代の伊東祐親さんの台頭を最後に、
歴史の表舞台に伊東市が登場することはほぼ皆無です。
辛うじて江戸時代の三浦按針さんくらいですからねぇ。
それだけ伊東市は平和なんだなぁ。
今回の展示は2013年12月15日まで。
しかし、今月(2013年11月)末に、土偶から和同開珎等に展示物を変えるそうです。
そのころまた見に行くのもおもしろいかもしれませんよ。
m.suzuki
伊東市文化財管理センター
住所:伊東市竹の台3-11
電話:0557-36-2182
伊東湯のまちバルは終わりましたが、ほぼバルのお話が残っておりますので、
もうしばらくお付き合いください。
これで終わりです。
これ以上何も出ません。
全5回に渡ってお伝えしてきた伊東湯のまちバルですが、
バルのチケットを全て使い終わっても、手元に残った半券を提示すれば、
様々なサービスを受けられるお店があります。
それがほぼバル。
折角の素晴らしいサービスですし、最後までこの企画をしゃぶりつくすことにしました。
で、今回お邪魔したのは、伊豆高原にあるバズハウスさん。
残念だったのが、行ったのが雨の日だったこと。
視界が悪く、運転が下手な私は若干駐車が困難でした(^^;
駐車場には、かわいいシトロエンが停まっています。
これがかなり良い目印になりますね。
店内に入ると、これが超絶私好みな雰囲気。
かなりアメリカナイズされていて、店内をあちこち見て回りたくなります。
ええと、アメリカ雑貨とでもいうのでしょうか。
時計、ナイフ、ZIPPOなど。
もっと時間があれば、1つ1つじっくり眺めたい物で囲まれています。
これでエアガンとか置いてあったら無敵じゃないですか?ねぇ?
お料理のメニューですが、ほぼバルメニューの他に、
日替りランチメニューもありました。
ちなみに私が行った日は、特製しいたけいっぱいカルボナーラでした。
キノコ類全般がダメな私は、無条件でほぼバルメニューをチョイス。
つか、もともとほぼバルを楽しみに来たワケですし(^^;
私的には却下です!却下!(^^;
気になるほぼバルのメニューの詳細は、
ホットドックorチリドック、スープ、サラダ、コーヒーor紅茶がセットになって700円。
これはかなりお得なのではないでしょうか。
ちなみに私はチリドックとコーヒーを注文。
注文すると、半券の裏に記念スタンプを押してくれました。
先に運ばれてきたのはポテトサラダとオニオンスープ。
ポテトサラダは、世界的にサラダの代名詞的存在ですよね。
比較的短時間かつ安価で出来るものですが、一切妥協無く作られているお味。
オニオンスープも良いお出汁が出ていて、尚且つ熱々で、飲むと身体が温まります。
そしてメインのチリドックが来ました。
一言で表すなら「辛くて美味い!」
辛いといっても、もんの凄く辛いってワケでは無く、ピリ辛でクセになります。
ソーセージも刺激的な美味しさ。
付け合せのポテトチップスももちろん手作りで、やや堅めで好みのお味。
やめられないとまらないです。
↑すいません。
カメラの明るさを調節したら、全体的に写真が白っぽくなっちゃいました(^^;
食後にマスターと少しお話しましたが、とても楽しい方でした。
お店に出してる食品は出来る限り自家製にこだわってるそう。
パンも焼くし、ソーセージも燻製にするし、チリソースも手作り。
しいたけも自家製栽培してるんだとか。
野菜などの食材も、産地のハッキリしたものしか使わないとのこと。
最近、食品偽装だなんだと、毎日の様に世間を賑わせてますが、
このお店ではそんな心配は皆無です。
全て美味しくいただけます。
その他にも、車やカメラが好きということで、
そのジャンルに関して超初心者の私は、いろいろとレクチャーしてもらいました(^^;
食後にホットコーヒーを飲んで、ホッと一息。
このコーヒー一杯に関しても、家庭では出せない味でしょ?と、
笑顔で自信ありげに話してくれました。
厳選されたコーヒー豆をこだわりのマシンで煎れたコーヒーのお味。
確かに美味いっすよ!マスター!
ジャンクフード好きでコーヒー好きな私としては、かなり幸せな時間を過ごせました。
近いうちにまたお邪魔させてもらいま~す\(^o^)/
m.suzuki
バスハウス
住所:伊東市八幡野1274-49
電話:0557-54-3044
連日お送りした第3回伊東湯のまちバル、第5回目です。
5枚綴りのチケット、最後の1枚を握りしめ、東海館に行ってきました。
溢れだす歴史ロマン。バルの内容は、
入館料+喫茶(コーヒーケーキセット)+巾着のお土産付き
とのこと。まずは入口近くにある歴史の説明を読み込みます。
昭和3年創業、木造3階建ての温泉旅館で、
廃業後伊東市に寄付され市の指定有形文化財となったそうです。
不勉強を恥じつつ探検スタート。
全てにおいて趣のある景色です。
各お部屋ごと微妙に違うところがまた何とも素敵です。
伊東を代表するスター、三浦按針の資料室もあります。
歴史や
砂ドッグという造船法についてなど
かと思えば急に広い部屋に出たり
もっと広い大広間に出たり
一番上の望楼で絶景に酔いしれたりと
かなりの距離を歩き、カメラのバッテリーも底をついたところで、
喫茶室で休憩です。
川辺の癒し力を思い知りつつコーヒーとケーキをいただきました。
さらにはリバーシブル手拭いまでいただきました。
昭和初期の空気を感じるには抜群の東海館・
週末には温泉にも入れちゃいます。
食べに食べて最後に昭和ロマンを感じた
第3回伊東湯のまちバル、これにて終了・・・あれ?
所在地 : 伊東市東松原12-10
電話: 0557-36-2004
交通: 伊東線、伊東駅から約1km (徒歩10分程度)
営業時間: 館内見学は9時から21時
休館日:毎月第三火曜日(祝祭日の場合は翌日休館)
料金: 大人(1人1回につき)200円(個人) 150円(団体)
子供(1人1回につき)100円(個人) 50円(団体)
まだまだ続く、伊東湯のまちバルレポート!
数ある対象店舗から厳選に厳選を重ねた5つのうち、
今回は市川製茶湯の花通り店のご紹介です。
1階は売店、2階がカフェになっていて、
京風町屋風のお洒落な建物のお店です。
2階に上がる前にバルメニューをしっかりと確認。
中もなんとも素敵な雰囲気です。
メニューで悩む素振りをみせつつ、
来る前から心に決めていた温玉カルボナーラを注文。
スープを
①コラーゲンスープ(コンソメ風味)
②ウコンスープ(カレー風味)
から選べる とのことで、お肌に無頓着かつカレー大好きな私は②を選択しました。
注文と同時にお腹が鳴りました。
まずはコーヒー。快晴で少々歩いたのでアイスです。
次にスープ。あっさりすっきりカレー風。
そしてやってきた大本命、温玉カルボナーラ。
パスタに碾茶を合わせて製麺したというワクワクする一品です。
このパスタ、とてつもなくもっちもちなんです。
おいしいので詳細にお伝えしたいんですがもっちもちなのです。
弾力を楽しみたくてたくさん咀嚼することによる
満腹中枢の刺激を受けつつ食べ終わると、〆にソフトクリームまで!
緑色はお茶屋さんなのでもちろんアレです。
とてもいい香りで、あっという間に口の中で溶けていきます。
満腹感と満足感に酔いしれました。
ごちそうさまでした!
市川製茶工場 湯の花通り店
伊東市猪戸1-2-1(JR伊東駅より徒歩5分)
営業時間:9:00~17:30
前回、前々回に続き、今回も伊東湯のまちバルのお話になります。
深夜に読むと、夜食テロになること受け合いです(^^;
寝る前には見ない方が良いかもしれません。
今すぐブラウザを閉じてパソコンの電源を切るんだ!
この波魚波食堂(はとばしょくどう)は、元々デニーズだったところなんですが、
数年前にデニーズが撤退し、その後に伊東漁港直営の食堂になりました。
立地的には伊東港からも近く、店内から海を見ながら食事をすることが出来ます。
中に入ると、デニーズの面影は残っていますが、
内装は「漁師めしや」という趣きを上手く醸し出しています。
このお店でのバルメニューは、フライ定食or漁師丼の2択。
個人的に肉か?魚か?と聞かれれば、当然肉というくらい肉好きですが、
対戦相手が新鮮な生魚なら話は別。
迷わず漁師丼(バル丼)をチョイス。
漁師めしやと聞くと、結構ワイルドな料理が出てくるのでは?と思ってる人もいます。
どこかでは、お刺身の間に大きな鱗が入っていたなんて話も聞いたことありますし。
しかし、これを見ていただければ、その心配は無いことがわかります。
メインの漁師丼にあら汁。
ひじきの煮物に香物まで付いてます。
なんてお上品なんでしょう。
アラ驚いた\(^o^)/
とはいえ、そこは丼ですので、小皿に醤油を差して食べるなんて野暮なことはしません。
丼に醤油をぐるっと一かけし、ピリッとわさびを付けて一気に頬張って食べます。
やっぱねぇ、肉料理と対等に渡り合えるのは、新鮮な生魚ですよ。
魚を生で食べない文化圏の人たちは、絶対その分人生を損してると思います。
そのうえ、あら汁なんて、ずっと永遠に飲んでいたいと思えるお味。
生魚を食べて冷えた体が一気に温まります。
正に漁師めし万歳!
食べ終わって店の裏から海を眺め、海の幸に感謝しつつ、午後の仕事へと戻りました。
生憎のお天気だけが恨めしかったところです。
伊東湯のまちバル、このブログ内ではまだまだ続きます(-。-)y-゜゜゜
m.suzuki
漁師めしや 波魚波食堂
住所:伊東市静海町13-9
電話:0557-38-3327
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