静岡県下で伊勢海老漁が
9月16日から一斉に解禁になりました!
富戸近海では、網を張って海底にいる
伊勢海老を絡ませる「刺し網」漁でとります。
9月16日は、台風18号の影響で海が荒れたため
出漁できませんでしたが、台風が過ぎ去った後は、
無事に最初の漁ができました。
毎年のことですが、解禁後の第一日目は、
たくさんの伊勢海老がとれます。
この網は糸が細いので、
特に多くの伊勢海老がかかっています。
手作業で一匹ずつ外していきます。
この時期にとる伊勢海老には、表面に
「白いもの」がついているという特徴があります。
この「白いもの」はフジツボです。
9月はまだ海水温が高いので、それが
伊勢海老にフジツボがつく原因とされています。
フジツボのせいで、伊勢海老の表面がザラつき、
網からスルっと外れないので作業がはかどりません。
ちなみにフジツボは、エビやカニの仲間だそうです。
私はずっと貝だと思っていました。
この伊勢海老にはたくさんのフジツボが
ついていますね。こんなに網に絡みついていると、
角を折らずに外すのがたいへんです。
この日は沼津市場に卸すことになっていたので、
競りの時間に間に合うよう、大急ぎで
伊勢海老を網から外しました。
急いでも丁寧に作業します。
全部で60kgの伊勢海老がとれました。
お米なら一俵ですね。
深夜1時過ぎに、
トラックの荷台に全ての伊勢海老を乗せ、
出荷の準備がととのいました。
無事に第一日目を迎えることができました。
来年5月まで漁をがんばります。
NH
田んぼの稲が黄金色に色づく頃になると、
真っ赤な彼岸花がその稲を覆うように咲き乱れます。
「彼岸花」は「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼びますが、
他にもたくさんの呼ばれ方があるのをご存知でしょうか。
お彼岸の"あの世とこの世が一番近い時期"に
合わせたように咲くことから、
地獄花や幽霊花 と呼ばれていたり、
ヒガンバナの球根の中にはリコリンという有毒成分が入っていて、
田んぼのあぜ道に植えて、ネズミよけにしたりすることから、
毒花などとも呼ばれています。
彼岸花は、1000種類以上の別名を持ち、
実は、日本の花の中で一番別名が多いんです。
本当に「彼岸花」とはよく言ったもので
ぽつぽつと咲き始めたのを目にするとお彼岸の日が近くて、
花が散り始めると、彼岸が明けています。
まさに彼岸花は、
別名・秋告花(あきつげばな)といったところでしょうか。
NW
とある休日、午後からは仕事の予定が入っており、あまり遠くには出かることができませんが、
伊豆半島内を車で30分も走れば、まるで異なった街に出かけてきたような所が案外あるんですね。
こんな時、私がよく出かける中伊豆エリア、
湯ヶ島や修善寺の周辺は個性的なお店がけっこうあって楽しめます。
その中でも、「峠の茶屋」は子供の頃に連れて来てもらった時から40年以上が経ちますが、
メニューもお店の佇まいもまったく変わりなく、
田舎のおじいちゃん・おばちゃんの家に遊び来たようで、やたらとほっこりします。
メニューの品々は自家製で無添加、基本はお蕎麦か麦飯を選択して「とろろ」でいただく!
私のような欲張りさんは「蕎麦&飯」がお勧めです。
煮物も味がしっかりしていて蕎麦や麦飯の「とろろ」に良く合います。
そしてここの3年漬けた酸っぱい「沢庵」が、とろろ飯にぴったり!
これが無性に食べたくってきちゃうんですね。
いつからかなぁ~ この手の食べ物が美味しく感じるようになったのは?
最近ではここの味噌を家でも使っていますし、
お米はここのすぐ近くで社員のおじいちゃんが作ったお米を玄米でいただいています。
ご飯と味噌汁が美味しいのが我が家の鉄則です。
峠の茶屋を出てから、いつも農の駅で買っているフロランタンを作っている「響屋」さんに初訪問。
地元の私ですら地図を見てもよく分からない場所に「響屋」さんは在り、
お店に入るとオーナーさんはちょっと戸惑った様子。
農の駅でいつも買っていてこちらに来ましたと事情を話すと、
とても喜んでくれて、自分のおやつに作った「イチジクのコンポート」を出してくれました。
こちらのお店も「ご近所さんのリビングに遊びに来たような感じで」ほっとできるお店です。
一杯・一杯ドリップでいれてくれる珈琲と、
シフォンケーキ&フロランタンのケーキセットが600円はかなりお得感がありますよ。
中伊豆いいですよ、お出掛けになってみてください。
by yamazaki
伊豆には、本格的な中華料理屋さんはありません。
しかし、気軽に立ち寄れて、味も良く、
お値段も納得の「天山」さんへは
たまにランチで寄らせていただきます。
820円からサービスランチがいただけます。
しかし我が家の定番は、
2人で餃子、
あんかけ焼きそば、
ザーサイ麺。ザーサイ麺が、
カニチャーハンになることもあります。
城ヶ崎海岸入口のESSOスタンドの裏手に
ひっそりとあり、ゆっくりと食事ができます。
TS
半年ほど、下田から通勤していましたが、
ついにこの夏、伊豆高原へ引っ越しました。
伊東に住むからには、まずは王道を...と思い、
初めて大室高原に上ってみました。すっかり
観光客気分です。(わりと近所なのですが...)
ばーん、と大きな鳥居。浅間神社の文字が。
全国の浅間神社は霊峰・富士を祀っていますが、
大室山は、富士山(コノハナサクヤヒメ)の姉、
イワナガヒメの化身と言われ、この姉神様を
祀っているのだそうです。知らなかった~...
前菜。彩り良く盛りつけられています。
富士山をかたどった楊枝入れが可愛い。
とろろ麦飯。最後はお出汁で茶漬けにしました。
お抹茶まで付いて、全てのメニューは1500円位。
穴場かもしれません。この時も満席でした。
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それでは、いざリフトへ。忘れていたのですが、
高所恐怖症なのですが、大丈夫でしょうか...
環境保全のために作られたリフトは、下の緑に
足が付きそうなほど。前を向いている分には、
さほど怖くありません。ぐんぐん上ります。
着いた...!絶景です◎思わず目を見張ります。
伊東市はジオサイトが多いと、密かに下調べを
していましたが(笑)高い所から見下ろすと、
それが顕著にわかりますね。溶岩が流れ出て
大自然に造成された、伊豆高原の大地...。
天気が最も良い時は六本木ヒルズも見えると、
案内プレートに書いてありました(凄いな...)
何と言っても、火口が素晴らしい。どう写真を
撮っても、まるで一枚の絵の様に美しいです。
この火口の中で、今月9月、大田楽のお祭りが
あったそうですね。その日ばかりはリフトも
夜まで運行するとか。とても神秘的な光景が
繰り広げられるらしいです。見たかったな~...
進む先には、お地蔵さんが眼下を見下ろして
並んでいます。皆、手を合わせて進みます。
見下ろせば広がる田んぼも、緑の碁盤の目に
似て美しく、昼でも静かな秋のひと時でした。
イワナガヒメは、妹のコノハナサクヤヒメと
比べて美しくなく、嫁ぎ先から返された...
などという言い伝えがあるようですが、充分
麗しの大室山。自分も長女なので、力説!笑
そして帰りは、微妙な高さの空中散歩にて、
頭の中が真っ白になる恐怖を味わいました...笑
たどりつけば、饅頭。買う心の余裕が無かった...
いろいろな意味で足がガクガクでしたが、
思いもよらないような美しい景色を目にして
感激でした。これからお休みごとに伊東名所を
攻めてみようと思っております!楽しみです^^
JS
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