ちょっとお先に Owner's Life Style

vol.2 「はな」と「ゆず」の伊豆暮らし

「はな」はシェットランド・ポニーの名前です。「ゆず」はロングチワワの名前。
二匹は伊豆高原で飼い主のTご夫妻と暮らしています。
お庭には「はな」の厩と小さなランディング・サークルそして自然の林、丹精された草花や果樹もいっぱいあります。
お家にお邪魔して、リビングの先にひろがるこの楽園を見るまで誰もこの事実を想像する事は出来ないでしょう。
そして見た瞬間「エーッ!」と、声を上げてサプライズしない人はいないと思います。

そうです。今回取材させていただいたM・T様は、なんとお庭で馬を飼っているんです!敷地面積は1,008m²(約305坪)道路間口から長方形に奥に長い地形で、自然に自生している木々の森とアンジュレーションのある地勢のお庭はまるで「はな」を飼うために設えたよう。

ご主人様は八丈島、奥様は山形県の海沿いの町のご出身。
お二人とも海がいつも身近だったことや、故郷に気候や風土が似ていることもあって、現役時代は毎年のように伊豆を訪れていて、リタイア後の東京脱出計画ではごく自然に伊豆をお選びになったそうです。

M・T様は大学も獣医大学ご出身という大の動物好き。その中でも馬は特別で、好きの度合いが違います。厚木の乗馬クラブに通い詰め、馬の世話や下働きのお手伝いもしてほとんど ボランティアスタッフ化していたそうです。そこで出逢った「はな」をクラブからゆずってもらうことになり、「一緒に暮らす」夢が始まりました。

そして、2年前、運命の時はやって来ました。M・T様からお問い合わせをいただき、この物件をご案内したのです。一目見て、迷うことなく決められたそうです。
不動産は縁ものとよく申しますがまさにそのケースではなかったでしょうか。ご主人様に馬の魅力を伺いました。

「姿形が美しいのはもちろんだけど、馬はね、犬や猫と違い人間に対して主従関係ではなく対等なパートナーシップを持てる。」
「喜んでいたり、悲しんでいたり互いに友人のように相手を気遣ったり、癒したり、癒されたりできる。」
「ポニーは馬の中でもとてもおとなしくて、あまり活発に動き回ったりしないので、この庭の広さで充分なんです。」
「はなの世話で何処へも出かけられないのでもう何年も旅行に行ってないんですよ。」
と微笑まれる奥様。奥様もそれほどまでに馬がお好きなのかと思いきや、馬はご主人の専売特許?!と伺いまたまたビックリ。

奥様は教員を定年までされていたキャリアウーマン。引退後も押し花をされたり、木工細工をされたり、馬の蹄鉄を壁飾りに創作されたり、ご趣味も才も多彩でいらっしゃいます。
「主人に付き合っているだけ。」なんてさらっとおっしゃる奥様に深く脱帽です。
「夏には以前私の生徒だった障害を持った子供達が来て、「はな」に乗ったりするのだけど、「はな」は子供の声がわかるし、子供が好きですね。」
「子供達もとってもいい笑顔になります。」
「まったく知らないところでの生活で、お友達がすぐ出来るだろうかと、不安もありましたが、ゆずと散歩に出かけると同じように犬の散歩をしている方と犬つながりで会話ができてスムーズにお友達の輪が広がりました。」

「ゆず」は奥様のそばを片時も離れず甘えています。テラスを開けると、ピューと庭に駆け出しました。広―い庭を自由に駆け回って「はな」のそばで遊んでいます。
「自分たちは出かけられなくても「はな」や「ゆず」を通していろいろな人が訪れてくれるし、広い庭に四季の移り変わりをダイレクトに感じる今の生活に大満足です。」

ご案内役として冥利に尽きるお言葉をいただきました。
ご協力ありがとうございました。

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