伊豆高原で暮らせるのは幸せです~S様~
ちょっとお先にOwner's Life Style
vol.01 『はな』と『ゆず』の伊豆暮らし~T様~
愛する動物達に導かれたような伊豆暮らし
『はな』はシェットランド・ポニーの名前です。『ゆず』はロングチワワの名前…二匹は伊豆高原で飼い主のT様ご夫妻と暮らしています。
お庭には『はな』の厩(うまや)と小さなランディング・サークル、そして自然の林。丹精こめて育てられた草花や果樹もいっぱいあります。
お家にお邪魔して、リビングの先に広がるこの楽園を見るまで、誰もこの事実を想像する事は出来ないでしょう。そして見た瞬間「エーッ!」と、声を上げてサプライズしない人はいないと思います。 そうです。今回取材させていただいたT様は、なんとお庭で馬を飼っているんです! 敷地面積は1,008㎡(約305坪)。道路間口から長方形の奥に長い地形で、自生している木々の森と、アンジュレーションのある地勢のお庭は、まるで『はな』を飼うために設えたよう。
偶然のような必然の、運命の出会いを重ねて
ご主人様は八丈島、奥様は山形県の海沿いの町のご出身。
お二人とも海がいつも身近だったことや、故郷に気候や風土が似ていることもあって、現役時代は毎年のように伊豆を訪れていて、リタイア後の東京脱出計画ではごく自然に伊豆をお選びになったそうです。
T様は大学も獣医大学ご出身という大の動物好き。その中でも馬は特別で、好きの度合いが違います。厚木の乗馬クラブに通い詰め、馬の世話や下働きのお手伝いもして、ほとんどボランティアのスタッフをしていたそうです。
そこで出逢った『はな』をクラブからゆずってもらうことになり、「一緒に暮らす」夢が始まりました。
そして、2年前…運命の時はやって来ました。T様からお問い合わせをいただき、この物件をご案内したのです。一目見て、迷うことなく決められたそうです。 不動産は縁ものとよく申しますが、まさにそのケースではなかったでしょうか。
「だから、馬が好きなんです。」
ご主人様に馬の魅力を伺いました。
「姿形が美しいのはもちろんだけど、馬は犬や猫と違い、人間に対して主従関係ではなく、対等なパートナーシップを持てる。」
「喜んでいたり、悲しんでいたり、互いに友人のように相手を気遣ったり、癒したり、癒されたりできるんです。」
「ポニーは馬の中でもとてもおとなしくて、あまり活発に動き回ったりしないので、この庭の広さで充分なんです。」
みんなで寄り添う
「『はな』の世話で何処へも出かけられないので、もう何年も旅行に行ってないんですよ。」と微笑まれる奥様。
奥様もそれほどまでに馬がお好きなのかと思いきや、馬はご主人の専売特許?!と伺い、またまたビックリ。
奥様は定年まで教員をされていたキャリアウーマン。引退後も押し花や木工細工をされたり、馬の蹄鉄を壁飾りに創作されたり、ご趣味も才も多彩でいらっしゃいます。
「主人に付き合っているだけ。」なんて、さらっとおっしゃる奥様に深く脱帽です。
動物達が人の輪をつくってくれる
「夏には以前私の生徒だった障害を持った子供達が来て『はな』に乗ったりするのだけど、『はな』は子供の声がわかるし、子供が好きですね。
子供達もとってもいい笑顔になります。」
「まったく知らないところでの生活で、お友達がすぐ出来るだろうか…と不安もありましたが、ゆずと散歩に出かけると、同じように犬の散歩をしている方と犬つながりで会話ができて、スムーズにお友達の輪が広がりました。」
幸せのスタイルはオリジナルです
『ゆず』は奥様のそばを片時も離れず甘えています。テラスを開けると、ピューッと庭に駆け出しました。広ーい庭を自由に駆け回って『はな』のそばで遊んでいます。
「自分達は出かけられなくても、『はな』や『ゆず』を通していろいろな人が訪れてくれるし、広い庭に四季の移り変わりをダイレクトに感じられる今の生活に大満足です。」
ご案内役として冥利に尽きるお言葉をいただきました。ご協力ありがとうございました。
Information
愛する動物達とのびのび、自然の中で暮らしたい…そう思いながら、都会でペットと暮らしている方も多いはず。伊豆半島、とりわけ伊豆高原は、ペット同伴OKの飲食・宿泊・観光施設が大変多く、ペットを家族にされている方には嬉しい環境です。弊社の物件でも動物達が喜びそうな案件は多く、ペット同伴で来社され、下見をされるお客様も多数。ご安心ください、弊社スタッフも動物好きが揃っていますので、ペットに関するご要望・ご心配事もお気軽にお問い合わせください。
●取材・撮影:メープルハウジング ●画像、本文などの無断転用は法律により禁止されています。