0120-38-2230
2023年5月18日（木）
GWの賑やかさも終わり、伊豆はいつもの穏やかさに戻っています。
季節は初夏を迎え、日差しはますます強くなってきました。
GWの翌週に3連休となったので西伊豆（堂ヶ島）へ少し遠出をしてみました。
ウィークデーなので渋滞もなく快適なドライブでした。
今回は、その途中で立ち寄った「道の駅 花の三聖苑伊豆松崎」の紹介です。
ここは、県道沿い、松崎市街の手前にあります。
道の駅なので新鮮な野菜等があると思って立ち寄ってみましたが、
実際は全く異なり地域の資料館としての施設でした。
松崎の偉人である幕末の漢学者「土屋三余」、明治期の実業家「依田佐仁平」、
北海道十勝平野の開拓者「依田勉三」の偉業を紹介する「三聖会堂」、
佐仁平が自邸内に私財を投じ建築した公立小学校「大沢学舎」が
この地に移築され保存されています。
その偉業の詳しい説明は割愛させて頂きますが、
「土屋三余」は農民の教育の普及に尽力し、「依田佐仁平」は当地の豪農の出で、
西伊豆の産業の発展や銀行設立に力を注いで、地域の発展に寄与、
「依田勉三」は北海道十勝平野の開拓者でその十勝ではその業績を称え、銅像が立っています。
（寄贈者は中島みゆきさんのおじいさんです）
中でも驚いたのが、北海道のお菓子メーカー「六花亭」との関係です。
六花亭のマルセイバターサンドは、北海道を代表するお菓子ですが、
そのパッケージ、なんとなくレトロな感じと思いませんか、その由来が分かりました。
このデザインは、「依田勉三」が興した「晩成社」が北海道で初めて商品化した
バターのパッケージ（〇の中に成の字を入れた）を再デザインしたものだそうです。
そして、これも北海道で有名な「豚丼」。ここにも「勉三」の「晩成社」が関係しています。
十勝平野の開拓だけでなく、後世に残る偉業を成しえた人ですね。
丁度お昼となり、堂ヶ島での昼食を変更して同じ敷地内にある「天城山房」で昼食。
食事処とお土産店が併設されています。
茶そばとミニ豚丼セットを頂きました。
食後、道の駅裏手のパワースポットである「山神社」にお参り。
ここもかなりの歴史がある神社です。
何気に寄ったところで、意外な発見。得した気持ちになりました。
S．Y
伊豆 不動産・伊豆 別荘の物件情報はお任せ下さい。
https://www.maple-h.co.jp/
