気持ちいい「伊豆暮らし」の工夫

新築・拘りのオーダーメイド

暮らしのイメージを大切に

せっかくお家を建てるのだから自身の拘りが表現できるような建物にしたいですよね。
まずは拘りのポイントを考えてみましょう。

  • 朝陽を眺める寝室がほしい。
  • 吹抜けになった開放的なリビングがほしい。
  • 広々と明るく料理を楽しく作れるキッチンがほしい。
  • バーベキューなどを楽しめる大きなテラスがほしい。
  • 自分の趣味を楽しむ部屋やアトリエがほしい。
  • ゆったりくと寛げるお風呂がほしい。
  • 暖かみを感じる暖炉やストーブがほしい。
  • 愛犬などのペットとのびのび暮らせる間取りがほしい。

※拘りがまとまったら、そこから具体的に間取りなどのイメージを膨らませていきましょう。

設計士と建物=鶏が先か卵が先か?

家を建てるとき最初に悩まれるのはお家の設計ですよね。
とことん拘るなら自分の好みな設計士や建物を選び、設計施工管理の一元化のもとに、
自身と設計士とデスカッションを重ねながら、家創りを楽しむのが良いかもしれません。

①最初に設計士を決めてから「設計士と一緒にプランを考えて」その設計士が建築会社を選んで建築する。

②自分好みの建物を建築している建設会社に相談して、その会社の「設計士と一緒にプランを考えて」建築する。

頼んでみたい設計士または建築会社が決まったら、まずは相談。

最初の打合せや相談は、直接設計士や建築会社に伺うのが良いでしょう。
伺った事務所でこれまで手がけてきた建築事例の図面や写真などを見せてもらい、
そして設計士にこちらの希望や要望を伝え、拘りのお家のイメージを理解しもらいましょう。
最初から具体的なイメージが細かく決まっている必要はありません。
相手はプロですから、あなたのライフスタイルやこのお家に対しての要望などから、設計士の視点で優先順位を考え、お家の全体的なイメージを創作して、
大まかなイメージからあなたの拘りをきっと「具現化」してくれることでしょう!

積極的なコミュニケーションで納得の家作りを!

拘りのお家の完成には、設計士からプロの視点による提案も重要なポイントになります。
図面からでは想像することできない
「空間」や「使い勝手」や「トータルバランス」などの意見を聞いていきましょう。
家創りにおいて、何よりも大切なのはお互いのコミュニケーションです。
「オーナー」と設計士や建築会社とのお付き合いは「建てたら終わり」ではなく、大切なのはアフターフォロー!
お家を育てていくために「ずっとお付き合い」していくことになりますからね。

※メープルハウジングでは拘りの新築・オーダーメイドの実現に適した、 地元で信頼のおける設計士や建築会社のご紹介もしています。

メープルハウジングから伊豆ならではの対策をアドバイス

①雨に関する対策!

伊豆では雨が下から降るということをアドバイスしたいと思います。
都会では当たり前のように雨は上から下へ降りますよね。
伊豆では風と雨が重り暖傾斜地を駆け上がるように風とともに下から巻き上げられた雨が家をたたきます。

  • 屋根勾配
    雨や枯れ葉が滑り落ちやすいよう40度以上が望ましい。
  • 雨どい
    雨どいはつけない。その代わり屋根の軒や庇を60cm以上張り出す。
  • 軒裏
    張り出した軒やひさしの裏側は、左官仕上げなどで雨対策を図る。

※雨樋は極力いらないと思います。どうしても葉の落ちる時期になると枯葉が詰まって雨樋の機能を果たしません。
そして、詰まった箇所から雨水がつたい破風板や軒天井板を濡らして傷めているのをよく見かけます。
この辺りの雨対策が大切で、伊豆では軒裏を左官仕上げにしたりして工夫します。
別荘使いですといらっしゃらないことも多いですし、なかなかメンテナンスをしづらい場所ですので最初から付けないことをお勧めします。
伊豆高原はとても水はけのよい岩盤地質ですから雨は敷地に溜まることなく吸収してくれので、家の周りに犬走りを設けたり(砂利を敷く)、屋根の軒や庇を60cm以上張り出すようにして雨の跳ね返りを防いだりして、
「伊豆暮らし」仕様の快適な住まいを建てましょう。

②南側道路にこだわらず北側道路で快適空間作りを。

都会では陽当たり確保のために南側道路付けの敷地を好むのは普通ですよね。
伊豆でもやはり南側道路付けの敷地は一番人気です。
でも、都会と大きく違うところは北側道路の敷地の住み心地の良さです。
伊豆では建物の建ぺい率(20%)が低く、かつ敷地は広いため、
北側道路の敷地の場合には南側に大きくスペースが確保できます。海外でよく見られるバックヤードの造りです。
建物北側の道路に面した箇所には、陽当たりをあまり必要としない玄関や廊下やトイレなどを配置して、
建物の南側には開口(窓)を必要とするリビングや居室それに続くテラスやバルコニーを設けることで、
陽当たりと、表通りからのプライバシーを守ることが出来ます。
南側隣地の建物からみれば北側になるので開口部は少なく、こちら側からは気にならないと言うわけです。
伊豆では北側道路の敷地はかなり快適。ぜひ見直してみて下さい。

※南側の道路付けだとせっかく設けたリビングの大きな窓もレースのカーテンを閉めっきりなんてことも!

③「気持ちのいいバルコニー」はインナータイプがお勧め

伊豆に家を建てるなら広いバルコニーやウッドデッキを造りたい。とお考えの方は多いのではないでしょうか。
眺めを愉しんだり、屋外気分で食事を愉しんだり、ゆったりと読書をして過ごしたりと、
別荘にはなくてはならない癒しスペースですね。そこでお勧めなのがインナーバルコニーです!
屋根や壁があり、室内と段差の無いフラットフロアにし、室内との境界線はフルオープンのサッシ窓を付ければ、
外であるのに室内であるような空間が設けることができ、
陽射しや、風や雨を上手にコントロールしてくれて、とても快適です。
海の眺めを愉しんだり、緑の木々のフレッシュな香りに包まれるなど、目の前の自然との一体感を、
天候に左右されず体感できるインナーバルコニーは、きっと「伊豆暮らし」を豊かにしてくれることと思います。

「伊豆暮らし」始めませんか?

●取材・撮影:メープルハウジング ●画像、本文などの無断転用は法律により禁止されています。

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