2019年12月20日(金)
前回に引き続き、カイコ飼育日記です。
今回は5令から熟蚕・営繭編です。
虫画像ご注意ください。
カイコが5令になり、食欲がぐんと増しました。
この餌が一日経つと
ほとんどなくなります。
気持ちのいいくらいの食べっぷりです。
桑の葉だと食べる音が聞こえるそうです。
脱皮から数日経つと、
食欲が無くなり脱走を試みるカイコが出てきました。
糸も吐き始めています。
繭を作る準備が出来たカイコを熟蚕と呼ぶそうです。
熟蚕は油が染みたような黄色っぽさがあり、
ちょっと縮んで体が透けているのだとか。
熟蚕と思われるカイコとまだ熟蚕じゃなさそうなカイコを比べてみました。
左が熟蚕と思われるカイコ
右がまだ熟蚕じゃなさそうな気がするカイコ
どっちも体長8cm位あります。
光を当ててみました。
なるほど透けてる…?
糸を吐いてる子から
トイレットペーパーの芯に入れてみました。
半日でしっかり足場が作られています。
繭本体を作り始め、カイコの姿が見えにくくなってきました。
2日も経つと完全に見えなくなります。
でも中ではまだ1日ほど糸を吐き続けているそうです。
長さは1km以上になるのだとか!
あの小さな体にそんな長さの糸が詰まっているなんて凄いです。
Y・K