2024年7月27日(土)
梅雨明けをしたとたん、連日の猛暑が続いています。
でも、この暑さと共にここ伊東も観光のお客様も増え始め、
いよいよTOPシーズンを迎えようとしています。
やっと「伊東温泉七福神」の最終回、「佛現寺」の紹介です。
「佛現寺」は、海光山佛現寺と号し、日蓮聖人の開山なされた寺です。
聖人は困難救護の為「立正安国論」を鎌倉幕府に奏上した事が
北条執権の逆鱗にふれるところとなり、弘長元年(1261年)5月12日、御年40歳、
伊東に配流の身となりました。
地頭で日蓮の監視役だった伊東朝高の病を祈祷により治したことから、
朝高が帰依し、屋敷の鬼門にある毘沙門堂に日蓮を招き厚遇しました。
この毘沙門堂が佛現寺の前身であり、佛現寺として独立した寺院となったのは、
明治に入ってからだそうです。
駐車場より入場。山門は反対側の市役所横にあります。
石段の途中には、地元の飲食業の方が建立した鰻と鶉の供養碑がありました。
お墓の横の石段を登り、仁王門(旧山門)の脇にあるのが御霊石。
いわくのある石ですが、大正時代に厄除け本尊を刻み大施餓鬼供養を行いました。
お経をあげて拝んでいると汗をかく、汗をかくような願いなら成就するとの言い伝えがあります。
仁王門(旧山門)と仁王像。現在は裏門のような感じですが、もともとはこちらが正面。
題目碑があり、仁王門、常経殿、紫雲殿、釈迦本仏殿が一直線に並んでいます。
毘沙門堂草庵跡。紫雲殿、現在、毘沙門天がお祀りされています。
釈迦本仏殿。
本殿。伊東七福神のお寺の中で、一番の大きさがあると思います。
鐘楼。なんとこの鐘は全自動、なので鐘つきの紐がありません。
こちらが、現在の山門。(伊東市役所横にあります)
伊東温泉七福神巡りは今回で終了です。
伊東の歴史の興味ある方は是非チャレンジしてみてください。
S.Y
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