伊豆高原ブログ
“暮らしのスケッチ”

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伊豆高原の情報をメープルハウジングらしい目線で発信。
伊豆高原を中心に、伊豆半島各地の「今」を切り取った一コマを提供していきます。

元船石

 

 

徳川家康の江戸城の石垣は伊豆から運ばれた石で築かれています。

伊豆は石材が豊富なうえ、海路で運搬できたことが理由であるといわれています。

 

富戸の横磯海岸には

築城石の採石を行った痕跡が残っています。

 

この道の先です。

 

 

 

道沿いには城ヶ崎桜があり

暖かくなると桜で満開になります。

 

 

 

大きな石がみえてきました。

 

 

 

元船石(もとふないし)という名前がついていて

採石の跡がみられます。

 

 

 

近づいてみます。

急傾斜なので、一段ずつゆっくり降ります。

 

 

 

元船石(もとふないし)です。

 

 

 

 

 

 

 

石に掘られた小さなくぼみは、矢穴(やあな)と呼ばれています。

矢穴にカシの木で作ったクサビを打ち込み、水をかけておくと、

クサビが膨張して石が割れるという仕組みです。

 

 

左側には半分に割られた矢穴(やあな)の痕跡があるので

元船石の1/3は割り取られ、築城石として江戸城にあるといわれています。

 

 

 

真っすぐ割られているのがわかります。

 

 

 

ここにある元船石は、江戸城に運ばれなかった2/3だそうです。

 

 

 

他にも矢穴があけられた石がたくさん残っています。

 

 

 

元船石では、自分の手足だけで石を登るボルダリング

というスポーツを楽しむ愛好家の方に出会うこともありますが

この日は誰もいませんでした。

 

 

そこで元船石の写真に、人間の形の切り絵を貼り

サイズ感がわかるイメージ図を手作りしてみました。

 

 

 

元船石はとても大きいです。

 

 

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