2020年2月17日(月)
いつも富戸の近海で漁をおこなっているので
同じ種類の魚や貝が網に掛かりますが、
まれに、初めてみる生き物が掛かることもあります。
このボールのような形の生き物は、
手のひらにのる大きさで、
全体が丸い形をしているとこから
ウニに似ていると思いました。
<参考写真:ウニ>
比べて気付きましたが
一本一本はウニのトゲのように鋭くないので
似ていませんね。
ひっくり返すとヘソがあります。
この球体は一体、何でしょうか。
これを網から外すため、手に取ったら、
弾力といい、持ち心地といい
まるで「ちくわぶ」のようでした。
網にかかっていたとき、
白い部分しか見えていませんでしたが
反対側は茶色でした。
長さは20cmくらい。ピーンとしています。
全く動きません。
これは何でしょうか。
網に一匹だけサンマがかかるなんで
珍しいと思ったら、
口がながーーい。
<参考写真:サンマ>
勘違いでした。
細長い形は一緒ですが、
顔が違いますね。
この魚はなんでしょうか?
つきたてのお餅のように
柔らかいものがかかりました。
網から外したら、
端から白くて細長い紐のようなものがたくさん出てきて
次に腸が少しでてきました。
写真では指先が写っていますが
全く押していません。
腸が勝手にジャンジャンでてきます!
こんなに出ました。
こちらは腸が抜けたあとの本体です。
ほっそりしたでしょうか。
これらの生き物には初めて出会いました。
これからも滅多に網に掛からないでしょう。
もう二度と会わないかもしれません。
名前もわかりません。
N・H

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