2022年7月7日(木)
ビックリするくらい短い梅雨が明け、伊豆は毎日猛暑が続いていて少々夏バテ気味です。
今回は、城ケ崎自然研究路の2回目として、かんのん浜の「ポットホール」を紹介します。
まずは少し「ポートホール」につての説明を。
かんのん浜ポットホール(市指定天然記念物)
日本語で甌穴(おうけつ)と呼ばれ、岩石が川の水流によって動き回り、
河床などに穴をあけた状態などのことを指します。
かんのん浜ポットホールは、直径1.2メートルの甌穴の中に、
この甌穴をつくった岩石がほぼ完全な球体となって残っている(直径約70)という点で、
非常に珍しいものとなっています。
このポットホールは、岩盤の亀裂部分にあった岩石が、波の出入りにより突き動かされ、
次第に動きながら沈み込み、甌穴と球体を作っていきました。
現在でも球体は動き続けていることから、甌穴は下に広がり、
球体自身も少しづつ身を削っています。 (伊東市PHより)
具体的な場所の説明がないので、当たりをつけて「ポートホール」を捜索。
波で削られて出来ていることから浜の大きな岩をまわり込んでみましたが、
波と岩の苔でとてもたどり着けず一旦退却。
それでも諦めきれず、大きな岩に登り上からの捜索に切り替えてみましたが、
こちらも足場が悪く海を覗き込むことはできません。
諦めかけたところ、岩の横から「ポットホールを」発見、さっそく降りてみました。
これが「ポットホール」です。
直径は約70㎝くらいで当にきれいな球体をしています。
表面はつるつるで、一見するとまさに「人工物」。
ながい永い年月を経て波の力だけで出来たとは、ちょっとした感動ものです。
目的を達し、さて戻ろうとするとここに問題が。
浜に戻るには私の身長以上の岩を登らなければなりません。それもかなり危険!
なんとか無事に帰還。
伊東市のHPの注意書きもあり、複数人で十分気を付けて訪ねて見て下さい。
研究路の紹介は次号も続きます。
S.Y
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