2022年7月22日(金)
梅雨はとっくに明けたはずなのに、なかなかすっきりとした夏空が続かず
この日も午後から雨となりました。
今回は、「城ケ崎自然研究路3」として「イガイガの根」の紹介です。
こちらは前回の「かんのん浜」の隣に位置し、
城ケ崎海岸の成り立ちが分かるパノラマ景観地です。
まずは学術的な説明を(伊豆半島ジオパークwebサイトより)
「イガイガの根」は4000年前の噴火で大室山の溶岩が海に流れ込んでできた
城ヶ崎海岸の一部です。
溶岩流が平たく広がり、起伏の少ないテーブル状の場所から城ヶ崎海岸を
広く見渡す頃ができます。
平たく広がった溶岩の表面には、溶岩が流れる際に、先に冷え固まった表面の「皮」が
砕かれてできたクリンカーと「いがいが」が広がっています。
溶岩の表面にできるこうした「いがいが」は専門的には「クリンカー」と呼ばれます。
実際に歩いてみると、想像以上にデコボコしていてすごく歩きずらい、
岩の上を渡っていく感じです、でも先端まで歩いてみました。
根の高さは、約10mくらいあるでしょうか、垂直絶壁となっています。
またここは、磯釣りの有名なポイントとなっており、
この日も根の突端には何人かの釣り人が来てました。
(ブダイやメジナ、石鯛の大物が釣れるようです)
振返ってみると、大室山が噴火し溶岩が海に押し出されたのがよく分かります。
戻って見渡すと透(すかし)百合が色鮮やかに咲いてました。
こんな岩場にもしっかりと根付いているんですね。
研究路の紹介はまだまだ続きます。
最終目的地:八幡野漁港まで約4.6km。
S.Y
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