伊豆高原ブログ
“暮らしのスケッチ”

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城ケ崎自然研究路3

 

 

梅雨はとっくに明けたはずなのに、なかなかすっきりとした夏空が続かず

この日も午後から雨となりました。

 

今回は、「城ケ崎自然研究路3」として「イガイガの根」の紹介です。

こちらは前回の「かんのん浜」の隣に位置し、

城ケ崎海岸の成り立ちが分かるパノラマ景観地です。

 

まずは学術的な説明を(伊豆半島ジオパークwebサイトより)

「イガイガの根」は4000年前の噴火で大室山の溶岩が海に流れ込んでできた

城ヶ崎海岸の一部です。

溶岩流が平たく広がり、起伏の少ないテーブル状の場所から城ヶ崎海岸を

広く見渡す頃ができます。

平たく広がった溶岩の表面には、溶岩が流れる際に、先に冷え固まった表面の「皮」が

砕かれてできたクリンカーと「いがいが」が広がっています。

溶岩の表面にできるこうした「いがいが」は専門的には「クリンカー」と呼ばれます。

 

 

実際に歩いてみると、想像以上にデコボコしていてすごく歩きずらい、

岩の上を渡っていく感じです、でも先端まで歩いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

根の高さは、約10mくらいあるでしょうか、垂直絶壁となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またここは、磯釣りの有名なポイントとなっており、

この日も根の突端には何人かの釣り人が来てました。

(ブダイやメジナ、石鯛の大物が釣れるようです)

 

 

 

 

 

振返ってみると、大室山が噴火し溶岩が海に押し出されたのがよく分かります。

 

 

 

 

 

戻って見渡すと透(すかし)百合が色鮮やかに咲いてました。

こんな岩場にもしっかりと根付いているんですね。

 

 

 

 

 

 

 

研究路の紹介はまだまだ続きます。

最終目的地:八幡野漁港まで約4.6km。

 

 

 

S.Y

 

 

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