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2023年2月5日（日）

今回は熱川温泉にある「お湯かけ弁財天」に寄ってみました。

この源泉には、こんないわれがあるようです。

この土地の先代の所有者は大阪商船の船長として海を駆け巡っておりました。

ある日、船長の夢枕に弁財天が現れ、

「熱川のこの地を掘れ、そこには豊富な熱泉が噴出するであろう。」とお告げがありました。

そして、「温泉の傍らに我が像を立て、その温泉をかけ願を掛ければ

土地は繁栄し諸願は必ずかなうであろう。」と申されました。

船長はやがて下船し、ここを掘削したところ、

お告げ通り200ｍの地底より100度の熱線が噴出しましたが、

自ら尊像建立の運びまでに至らず他界したため、

昭和60年、現在の土地所有者が尊像を建立しお告げに応えることになったそうです。

こんなお話があったとは全く知りませんでした（笑）！

この熱川の源泉温度は約100℃。そのため温泉井から湯気をあげ自噴します。

その源泉を利用して色々と楽しめます。

１つ目は小銭を入れ、流れてくる源泉で清めると、

弁天様の霊力により「銭」が本来持つ「流通に伴い殖ていく」力を

取り戻すと言われている銭洗い。

残念ながら小銭を持ってませんでした。次回いっぱい持ってきます。

２つ目は温泉卵も作れます。

当然たまごも持っていませんでした。

そして、ここお湯かけ弁財天には、大きな「ナギの木」が一本立っています。

ナギは、マキ科に属する松のような常緑針葉樹ですが、

まるで広葉樹のような丸みを帯びた葉形をしています。

引っ張ってもなかなか千切れない強い葉であることから、

男女の仲を結び付ける力も強いと信じられ、

転じて縁結びの御神木となっています。

熱川駅から歩いて5分ほどなのでたまごと小銭をもって立ち寄ってみて下さい。

大内

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